南海化学株式会社

南海化学株式会社

経営企画部 小峰 達也様、酒井 隆光様

https://www.nankai-chem.co.jp/

1906年創業の化学品メーカー。「化学品事業を通じて地球環境と豊かな社会の創生に貢献する」という企業理念のもと、 ・様々な製品の基礎原料として使われる苛性ソーダや、殺菌・消毒に使われる次亜塩素酸ソーダをはじめとする「基礎化学品事業」 ・酢酸ナトリウム(食品用日持ち向上剤) ・グルコサミンをはじめとする「機能化学品事業」 ・土壌殺菌剤として使われる農薬クロルピクリンをはじめとする「アグリ事業」 ・廃硫酸のリサイクルを中心とする「環境リサイクル事業」 ・塩の加工・販売に関する「各種塩事業」の5事業を展開している。

株式会社Mutualは、戦略的なIR活動を展開するための基盤ツールとして、投資家との面談状況を効率的に管理する「IRデータベース」を提供しています。
今回、「化学品事業を通じて地球環境と豊かな社会の創生に貢献する」という企業理念のもと、化学品メーカーとして事業を展開する南海化学株式会社にIRデータベースを導入いただきました。

そこで、同社が投資家管理に関連して当初どのような課題を持っていたのか、IRデータベースによってそれらがどのように解決されたのか等を伺ってきました。

IRデータベースをお知りになった経緯を教えてください。

小峰(敬称略、以下同様):私自身は、この会社に来る前に大手メーカーで少しIRの経験があったので、投資家との面談がどのように行われていくか、面談情報をどのようにデータベース化して管理していくべきかといったことについてはある程度イメージがありました。ただ、弊社の場合は上場している市場がスタンダードですし、実際にどれほどのミーティングが入ってくるのかは分かりませんでした。

上場前のロードショーのときはそれなりの数の面談が組まれたわけですが、それ以降どの程度の件数の面談が入るかが分からなかったので、正直最初はエクセルでの管理で十分ではないかと思っていました。ただ、1年経ってみると、ありがたいことに思っていた以上にIR面談が入ったんですよね。何度か面談していただいている方や、新しく来ていただける方もいるので、エクセル管理だけでなく、早い段階から何かしらデータベース化はしていかないといけないなと思っていました。あとは、質問傾向なども把握しておいた方がいいだろうということで、IR面談に関する情報を効率的に管理する方法を模索していました。

まさにそんなことを思っていた矢先にタイミングよく御社からコンタクトをいただいて、話を伺うことにしました。

導入の決め手は何でしたか?

小峰:話を伺うと、シンプルな設計で使い勝手がよさそうで、ポジティブな印象を持ちました。その後デモも使わせていただいたのですが、色々試す中で、自分たちがやりたいことをまさに実現できると感じました。また、コスト面も納得がいく水準だったので、本格的に検討することになりました。弊社の場合、時価総額がまだそこまで大きくなく、上場している市場がスタンダード市場ということもあり、正直そこまでIR面談の件数は多くはありませんでした。ただ、早いうちに導入した方がコストも抑えられ、社内でのオペレーションも確立しやすいことから、導入するなら早い方ががいいという判断になりました。

酒井:あと、Mutualさんが迅速かつ柔軟に動いてくれたという点も大きかったです。弊社としては、可能であれば期末決算に係るIR面談から利用していきたかったので、1ヶ月弱の準備期間で運用開始の状態に持っていきたいと思っていました。
正直、準備期間がかなり短いので難しいのではと思っていましたが、Mutualさんが「なんとかします!」と言ってくれて、そこから契約に至るまでの対応もすごくスムーズだったので、これは安心してお任せできるのではないかと思いました。いつ連絡してもすぐにレスポンスをくれるのは大変ありがたかったです。

吉田:たしかに、なかなかのタイトスケジュールでしたね笑 ただ、御社側からのご要望等も非常にクリアに伝えていただいていたので、弊社としても非常に助かりました。

元々エクセルで管理をされていた時に持たれていた課題感はありますか?

酒井:上場して以降、メールやホームページの問い合わせを通じて様々な投資家さんからIR面談の依頼を受ける中で、現在も投資家さんとの接点は増え続けています。
そういう中で、エクセルでの管理だと、「前回何を話したっけ?」ということを確認することが難しかったり、どのような投資家さんだったかを思い出すのが難しかったり、そもそも前回の面談日を確認するのも一手間かかるというような状態になっていました。

また、弊社側から誰が対応したかとか、質問の傾向、投資家の特徴等についても、エクセルだと整理しきれない部分がありました。このあたりは、IRデータベースを使うことでかなり可視化できるようになったと思っています。

吉田:IRデータベースで特に気に入られている機能などはございますか?

酒井:まず、リレーショナルデータベースが出来上がるという点は大きいですね。機関投資家やファンドマネジャー、アナリスト等のデータベースと、面談ログのデータベース、議事録データベースが全てリレーショナルになっているので、例えば「会社名や人物名で表記揺れが生じて面談件数が集計できない」といったことが起こりにくくなっているのはありがたいです。
また、データベースがリレーショナルになっていると、例えばAという会社のページ内で議事録を更新していると自動的に1つの議事録データベースに蓄積されていくので、面談のトレンドを分析したり、キーワードで検索して関連するQ&Aを一覧表示したりと、検索性が大きく上がるという点も非常にありがたいと思っています。

どのような企業にIRデータベースをオススメしたいですか?

酒井:やはり、IRの人員がそこまで充実していない企業さんや、上場してからそこまで日が経っていない企業さんにオススメしたいですね。上場してから既に日が経っていて面談件数がかなりの数になっていると、データベースを導入するコストも時間も結構かかってしまうと思うので、そこまで面談件数が積み上がっていない早い段階でサクッと導入してしまうというのが個人的には一番いいのではないかと思います。

投資家さんとの過去の対話内容や特徴、フィードバック等を定期的に確認することでIR活動の改善も行いやすくなりますし、弊社も手放せない業務ツールとなっているので、IR活動に力を入れいていこうとしている会社さんには基本的にオススメしたいと思います。

吉田:弊社としても、多くの企業様にIRデータベースを導入いただくことで、引き続き国内上場企業のIRの底上げに貢献していけるよう頑張ります。本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

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