株式会社GA technologies
株式会社GA technologies
IR担当 渡辺 聡子様
中古不動産関連サービスを展開する会社。 「テクノロジー×イノベーションで人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」というミッションのもと、不動産のマーケットプレイス「RENOSY」や、賃貸管理オペレーションのDXツール「ITANDI BB+」等のサービスを展開している。
株式会社Mutualは、戦略的なIR活動を展開するための基盤ツールとして、投資家との面談状況を効率的に管理する「IRデータベース」を提供しています。
今回、「テクノロジー×イノベーションで人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」というミッションのもと、不動産のマーケットプレイス「RENOSY」や、賃貸管理オペレーションのDXツール「ITANDI BB+」等のサービスを展開する株式会社GA technologiesに、IRデータベースを導入いただきました。
そこで、同社が投資家管理に関連して当初どのような課題を持っていたのか、IRデータベースによってそれらがどのように解決されたのか等を、IR担当の渡辺さんに伺ってきました。
もともとは、いつ誰と会ったかという面談履歴の情報についてはExcelに蓄積していて、IR面談時の議事録は投資家毎にWordを作成するという形で運用していました。
ただ、議事録を全てドキュメントで管理していると、例えば四半期ごとに質問カテゴリの構成比率がどのように推移しているかを分析することが難しかったり、投資家毎に議事録ファイルが異なるので一括でキーワード検索することができないという問題がありました。なので、昨年からはスプレッドシートにも議事録を残すようにして、事後的な分析を行いやすくする工夫をしていました。
最低限の運用はできていたと思うのですが、どうしても面談数が増えるにつれて更新が煩雑になっていたという課題がありました。エクセルに面談の情報を入れてから、Wordのファイルを探して、複製して上書きする、みたいなオペレーションを毎回行う必要があったので、これを毎四半期何十件も行なっていくのは結構苦痛でしたし、更新漏れが発生することもありました。
あと、情報を溜めてはいるものの、事後的な活用はあまり行えていなかったという課題もありましたね。例えば、「来週会うこの人って、前回いつ話したっけ?」ということを確認するにあたってはGoogleカレンダーの検索機能や面談履歴情報のExcelを使っていたのですが、これだとお会いした日程が分かるのみで、「何を話したか」までは確認することが難しかったりします。もちろんカレンダーに毎回その投資家の議事録のリンクを貼っていたら確認はできるのですが、いちいちリンクを挿入する手間もかかりますし、貼り忘れているとすぐに確認することができないですよね。なので、面談の履歴と議事録を一気通貫で管理できる便利なツールはないのかな?と漠然と思っていました。
IRに特化した議事録管理ツールはいくつかあったので検討していたのですが、そこそこ高額であったことと、過去の面談情報を移行することができなかったり、契約を終了したらその時点までに蓄積したデータが使えなくなるなどのリスクがあったので、なかなか導入ができずにいました。
そんなときにたまたま知人からMutualさんを紹介してもらい、IRデータベースのデモを見せてもらう機会がありました。
デモを見た時の印象としては、まず更新がかなり楽になりそうだなというものがありました。面談履歴と議事録のデータベースが繋がっているから、複数のファイルを作成して、更新のためにいったりきたりしなくてよさそうだったんです。
当社はテックカンパニーでもあるので、テクノロジーを活用して生産性を高められるようなものは積極的に導入していこうという方針があるのですが、まさに「人が時間をかけてやっていた作業を色々削減して、生産性を高められそう」と思えたので、デモを見た瞬間「これは使いたい!!」と思いました笑
先ほど述べたとおり、以前はExcelにデータを溜めつつ、投資家毎に議事録ファイルを作成していたので、ファイルを探したりする作業が大変でした。でも、今は1つの箇所に情報を入力するだけでOKなので、面談情報や議事録を更新する作業がすごく楽になりました。
あと、面談前の準備もかなり効率化されたと思います。「この投資家様と前回いつMTGをして、どういう会話をしたのか」ということを瞬時に確認できることは大きいですね。また、複数回会っている投資家様の場合、過去分も対話履歴も遡って一覧で見ることができるので、投資家様の質問の傾向も分かるようになります。また、ファンドマネジャー等の個人にも紐づけられるデータベースなので、退職して別の会社に転職された場合でも、その人との対話履歴を確認できるという点もかなり便利で助かっています。
それ以外にも、IR活動の報告に係る作業が楽になったということがありますかね。弊社では、四半期毎の属性別の面談件数の推移や、カテゴリ別のQ&A数の推移、投資家・アナリストからの主なフィードバック等を定期的に経営陣に報告しているのですが、このデータの集計作業が以前と比べてかなり楽になりました。報告時以外も、社長から急に「この投資家って過去何回会ってる?」とか「この投資家って面談するの初めてだっけ?」みたいなことを時々聞かれるのですが、それにも即答できる状況になりました。
あと、データベースからIRの活動状況が一目で分かるので、チーム間で情報がより共有されるようになったという点も変化点のひとつかもしれないです。
我々のように、日々様々な機関投資家やアナリストとコミュニケーションする中で、ExcelやWordでの管理に限界を感じ始めている全ての会社にはすごくオススメです。面談履歴や議事録の管理が楽になるのはもちろん、蓄積したデータを活用した色々な分析もパパッとできるようになるので、IR活動に積極的な会社さんはかなり助かるんじゃないかと思います。
あと、個人的には、現時点でIR面談の件数がそこまで多くない会社さんにもおすすめできるのではないかと思っています。寧ろ、過去の面談件数が少ないうちにサクッと導入しておいて、導入後に自分たちで情報を蓄積していくことができるので、後から導入するよりもお得ですよね。IRデータベースでは個人投資家とのやり取りも管理できるので、「結局導入したけど、使いこなせない」ということも起こらないんじゃないかなと思います。
そう考えると、結果的にIRを真剣に取り組もうとしている全ての企業におすすめできるのではないかと思います。
まずはお気軽にご相談ください。