株式会社うるる

株式会社うるる

取締役未来創造担当役員 近藤 浩計様

https://www.uluru.biz/

株式会社うるるは、新たな労働力の創出に向けた「クラウドワーカーの活用」や、IT・AIによるDXを通じた「労働生産性の向上」を通じて、日本の労働力不足の解決を目指す会社。 現在は、入札情報速報サービス「NJSS」を中心に、電話代行サービス「fondesk」、写真共有サービス「えんフォト」、BPOサービス等様々な事業を展開している。 2001年8月設立、2017年3月東証マザーズ上場。

株式会社Mutualは、IR資料の制作サービスを提供しています。

今回、「労働力不足解決カンパニー」として、独自のビジネスモデルであるCGS(Crowd Generated Service)事業において入札情報速報サービス「NJSS」や電話代行サービス「fondesk」などのSaaSを提供し、BPOやクラウドソーシング事業も展開する株式会社うるる(以下、うるる)でCFOを務められていた近藤浩計さん(2025年4月1日より、取締役未来創造担当役員)と、IR担当の佐藤晴奈さんに、当社の資料制作サービスについてお伺いしました。

まず、貴社の体制と、当社の資料制作サービスをご依頼いただいた背景を教えてください

近藤:もともとは私が1人でIRを担当しており、IR資料の作成も私が1人でやっていたのですが、IR資料の作成ってかなりリソースが割かれてしまうので、どうにかしてIR資料の作成を効率的に進められないかということを考えていました。

そこに佐藤が参画し、IRは私含む2名体制になったのですが、内製を続けるよりも、資料作成は外部委託も活用しながらしっかりとした内容・デザインのものを作った方がいいのではという判断になりました。

そこで、知人に紹介してもらった方にIR資料の作成業務をお願いするようになり、以降毎回の決算説明資料の作成はその方に依頼していました。
ところが、とある事情でその方に依頼することができなくなってしまったんです。そうなると、IR資料の作成をまた内製化しないといけない。でも、自分たちでやると決算発表1ヶ月前からIR資料制作にかなりの時間をとられてしまう。。そのため、誰か他に依頼できそうな人を探そうと思い至りました。

そんなとき、QA Stationを通じて接点があったMutualの吉田さんのことを思い出して、IR資料制作のサービス内容を聞いてみました。吉田さん自身はもともと対話をしている中で様々な企業の開示事例に詳しいことは知っていましたし、デザイナーと一緒に制作面もサポートしていただけるとのことだったので、依頼してみることにしました。

とはいえ、やはり依頼するときは、クオリティの高いスライドを期日までにきちんと作成していただけるか正直不安もありましたね笑 やはり決算発表はミスできない仕事なので。

ー 具体的な支援内容を教えてください。

近藤:まず、既存のスライドをそのまま使えるページに関しては、グラフや表のアップデートと、デザインの調整をお願いしていました。その上で、各スライドにおける見出し文のドラフティングを行っていただいていました。

また、決算期間におけるトピックスのスライドや、戦略をより分かりやすく伝えるための新規スライドを作成いただいていました。僕たちの方である程度「こんなことを伝えたい」という考えはあるので、それを伝えて、意図を汲み取ってもらいながら作成いただくという流れです。
これを自社だけでやろうとすると、時間がかかる一方でなかなかクオリティを担保することが難しかったので、ここはすごく助かっていました。

あと、弊社では毎回の決算説明資料の冒頭にエグゼクティブサマリーを載せているのですが、ここに何を書くか、どのような言い回しで書くかといったことについては、入念に壁打ちさせていただいていました。

ー 実際にサービスを受けてみた感想を教えてください。

近藤:正直、満足度はすごく高かったです。こちら側からの「こんな感じのスライド・構成にしたい」というリクエストに対し、意図をしっかり汲み取って形にしていただけるだけでもありがたいのですが、「この場合、もっとこういう見せ方・メッセージにした方がいいんじゃないですか?」とか、「その見せ方をした場合、投資家からこう思われるリスクがありますよ」といった感じで積極的に意見をくれる点が特にありがたかったです。

Mutualさん側が自分たちの事業内容や決算数値をしっかりと理解した上で意見をいただけるので、「たしかにそうした方がよさそうだな、自分たちだけではなかなか考えが及ばなかったな」と思う場面が多々ありました。
どうしても自分たちだけでスライドを作成していると、こちら側が伝えたいことばかりが先行して、「客観的にどう思われるか」という視点が疎かになってしまいがちだと思うのですが、そこに対して投資家視点で積極的に意見をいただけるのはすごく助かりましたね。

また、デザイナーさんにも入っていただいているので、当然ですが以前よりも各スライドのデザイン性はパワーアップしたと思います。ここも、最初から納得のいくドラフトを出していただくことが多かったですし、なんとなく違和感を持った場合も、こちらの意図を汲み取って次のドラフトで理想通りの形に仕上げてくれていたので、デザイン面も満足度が高かったです。

ー 例えばどのような会社さんにオススメできそうですか?

近藤:弊社のように、時価総額規模がまだそこまで大きくない会社の場合、IRの体制に余裕がないことが多いと思うのですが、まさにそのような会社にオススメできるのではと思います。

IRの担当者が兼務でやっている場合、リソースを説明資料作成に全投入することは難しいですよね。一方で、説明資料は重要な仕事なので手を抜くことはできない。そうするとどうしても毎四半期の決算発表前にすごく忙しくなってしまい、それぞれの仕事を高いクオリティでこなすのは難しくなります。

説明資料の作成部分をMutualさんにお願いをすれば、他の仕事に割く時間の余裕を持ちつつ、しっかりとした説明資料が出来上がるので、IRのリソースに課題を感じている企業さんにはまず勧めたいですね。

あとは、リソースに逼迫しているわけではなくても、既存の説明資料のクオリティをより高めていくために第三者的な意見や指摘が欲しいと考えられている企業さんにはオススメだと思います。スライド全体の流れや各スライドのメッセージや見せ方、デザイン等について鋭い意見をくれるので、そういうアドバイスが欲しいと思われている企業さんにも良いかもしれません。

佐藤:個人的に、決算発表までのスケジュールがタイトな会社さんもオススメできる気がします。MutualさんとはSlackでコミュニケーションを取っていたのですが、こちらからの要望にも迅速に対応していただけるのがありがたかったです。スライド作成を外注している会社のIR担当の方から、「デザインの修正を依頼したら数日返ってこないから、進みづらい」という声を聞くこともよくあるのですが、そこがスムーズにいったのは助かりました。

近藤:あと、これからIPOしてくる企業さんにとってもいいサービスなんじゃないかと思います。上場前と後では、対峙する投資家が全然異なるので、「投資家がどういう開示を求めているのか」が本当に分からないんですよ。

その点、投資家の勘所を押さえたアドバイスをしてくれて、尚且つ手を動かすところも一緒にやってくれるとなったら、会社としてはかなり助かるんじゃないかと思います。僕らも上場時に出会っていたらお願いしたかったです笑

ー 色々と詳細にお答えいただき、ありがとうございました!

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